1947-08-28 第1回国会 衆議院 厚生委員会 第14号 患者側の主張するところでは、園内には警察權をもつ分監長がいて、園内の規則に反したとの理由で公判の後患者を投獄し、収容者には入浴、治療を停止し、食事のお菜も梅干一箇だけという虐待のため死亡するものが讀出、患者瀬村幸一は園内の民主化を叫んで上申したとの理由で六箇月間も投獄され、遂に獄死、同印南八郎は同房の患者が死亡した際、その食事欲しさに三日間届け出なかつたとの理由で長期監禁され死亡、同飯村英雄は冬期間零下十六度 武藤運十郎